押し花で描く「海」と「夏の記憶」

——企画展『海…よせる想い』に出展します

この夏、代官山のアートギャラリー 『ARTS RUSH』 にて開催される企画展
『海・・・よせる想い』展 に
Pressfloser Studio Japanの押し花アーティスト・川越多江が出展いたします。

今回は「海」というテーマから着想を得て、
植物だけで構成された「夏の記憶」を押し花で表現しました。

 

🌴ユーモアあふれる夏のキャラクター

例えば、今にも踊り出しそうな陽気なキャラクター。
実はこの作品も、すべて植物でできています。

アロハシャツを着ていそうなボディには小さなパイナップル🍍
そしておしゃれなサングラスも押し花で表現🌸。

色合いや質感、重なりの妙が、ユーモアとともに
夏の開放感やワクワクする気持ちを伝えてくれます。

思わずクスッと笑ってしまうような遊び心と、
植物が見せる繊細な表情——
その両方を感じていただける作品に仕上がりました。

🌊 植物で描く「太陽」と「波」

「太陽」や「波」といった夏を象徴するモチーフも、
すべて本物の植物で表現しています。

葉や花の形をそのまま生かしながら、
シルエットをなぞるように丁寧に重ねました。

観る方、それぞれの心の中にある
“あの夏の海”をそっと呼び覚ますように——
植物ならではの静かな力を大切にしています。

 

🐋 「マッコウクジラの立ち寝」を押し花で

そして今回の作品には、ずっと心の中で温めていたテーマ、
「マッコウクジラの立ち寝」の神秘的な姿にも挑戦しました。

深海で垂直に眠るというその不思議な生態を、植物だけでどう表現するか。
「海」というテーマをいただいたことで、ようやく形にできた作品です。

押し花のもつ無限の可能性と魅力を詰め込んだ、
思い入れの深い一作となりました。

 

🌼 押し花は“花を押す”だけじゃない

押し花というと、「花をそのまま平らにしたもの」という
イメージをお持ちの方も多いかもしれません。

でも、植物の質感やかたちを重ね合わせることで、
光や空気、物語すらも表現することができるのです。

花びらが風になり、葉が波になる——
そんな世界を、ぜひ実際にギャラリーでご覧いただけたら嬉しいです。

押し花の重なりが生み出す、
光と影のニュアンスをぜひ体感してください。

 押し花が紡ぐ、“夏の記憶”の世界に会いに来てください。

 

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アートラッシュ企画展 Vol.459
『海・・・よせる想い』

📍東京都渋谷区恵比寿西2-14-10 トゥワォン代官山103
🗓 2025年7月30日（水）〜8月11日（月）
⏰ 11:00〜18:00（※月曜は17:00まで）
※火曜定休・入場無料

参加作家（敬称略）
牧瀬 茜（絵画）／大栗 恵（写真）／川越多江（押し花）
acco（パルプアート）／八代繁広（遊牧造形）／江島多規男（ジュエリー）

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